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9/21プレバト俳句お題は「月と鎌倉大仏」さらに俳句甲子園でのプレバト出演者VS開成高校チーム

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

 

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9月21日のプレバト俳句は1時間まるごと俳句特番だそうです。

最近も3時間特番や炎帝戦などの特番があったと思うのですが、

プレバト、たたみかけて来ますね。

お題は「月と鎌倉大仏」

*↑画像は番組HPより

はビッグ・季題ですね。

・特待生昇格試験には、藤本敏史、横尾渉、村上健志の3人がそろうとのこと。

・さらに8月に松山で行われた俳句甲子園の模様も放映される。

 プレバト出演者 VS 高校生日本一

藤本、村上、ノンスタイル井上 VS 開成高校チーム

*ちなみに正岡子規を生んだ松山は俳句の聖地と言われています。

 

出演者

 

・手塚理美

・千原ジュニア

・名高達男

前回夏井先生にコテンパンに言われて、最下位だったので本を読んで勉強してきたそうです。

・篠原梨菜(知らんーー現役東大生らしい)

*これは余談ですが、こういう「りな」とか言う名前で漢字を見つけるのにエライ苦労する。
名前で人に迷惑かけるなよ、と思います。(本人のせいではないのですが)
今時の学校の先生とかキラキラネームでさぞかし苦労してあるだろうとお察し申し上げます^^。

 

・大沢あかね

 

【特待生】

・藤本敏史

・横尾渉

・村上健志

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査定結果速報

 

3位 手塚理美

月見酒 満たされもつれる 足元よ

満月に 酒に満たされたる 足どり

藤本:中7は出来るだけ字余りにしないでくださいーー

先生:中7字余りタブーではないが、この句では機能していない。

4位 名高達男

名月や 今昔変わらぬ 黄金色こがねいろ

変わらざる 黄金こがねに月も 大仏も

先生:「名月」の一言で終わる句。ちゃんと大仏を入れないと。
添削句のように直したが、直したところでしょせん発想が・・・

 

2位 篠原梨菜

夕月夜ゆうづくよ まとうは白き 衣なり

月光を まとうて 大仏の白し

 

月に照らされた大仏が白い衣をまとっているような・・・という作者説明。

先生:一見かっこ良く見えるが、問題が3つある。
1.どこにも大仏という情報がないー意図が伝わらない
2.「まとう」があれば「衣」は要らない
3.「夕月夜」という季語は時間の情報、よってこの句には合わない。

添削のように「月光」という季語がふさわしい。

 

5位 大沢あかね

大仏の 頭は月見 団子かな

月見団子 めきたる 大仏の螺髪

藤本:これは俳句じゃない!アホやん!
先生:久々に腹立たしい句。
大仏の頭のイボイボのことを螺髪らほつという。

「へ~」という観客を叱る先生!
千原:観客を叱るのは新しいパターン!

 

1位 千原ジュニア

大仏を 拝むボクサー 朝の月


大仏を 睨むボクサ- 朝の月

先生:うまいです。勿体無いのはボクサーの神頼みが弱々しく感じられる。

拝む→睨む 大仏を睨む闘志を表す。

 

特待生昇格試験 村上健志

夜晴れに ペリッと 剥がせそうな月

夜を晴れて ペリッと 剥がせそうな月

査定:1ランク昇格・名人へ

先生:リアルな1句となった。ペリッというカタカナ表記の擬態語が成功しているかがポイント。

この人にしか書けそうにない瑞々しさが戻ってきた。

 

特待生昇格試験 横尾渉

秋の暮 街路に鳩の ふくみ声

直し無し

査定:1ランク昇格(名人2段)

季語を生かしている下5が見事!

 

特待生昇格試験 藤本敏史

大仏の 御手から月は 生まれます

直し無し

先生:ポイントは「生まれます」の口語表現が成功しているか。

一番ステキなのはその発想。

大人のメルヘン。「からーます」 の表現効果 (口語表現)

口語でなければ「大仏の 御手より月は 生まれけり」となる。

よって 1ランク昇格!

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第20回俳句甲子園全国大会の優勝校開成高校との対戦

対戦のお題は「子規と野球

3回戦行う。

1回戦

プ・村上健志

野球部の 従兄は素振り 盆の月

開成高校

サイダーの激し 野球に負けてきて

石田:負けてきて飲むのはポカリかアクエリアス。(石田は野球経験者)

判定するのは11人の俳人(夏井先生を含む)

判定:赤(プレバト)ー白5(開成高校)
接戦だったが1票差でプレバトチーム勝利。

2回戦

開成高校

ユニフォーム ましろきままに 夏の果

 

プ・石田明

秋天を抜け 百年をゆく飛球

飛球という言葉が問題となったが石田、これは子規の作った言葉だと。

判定:赤(プレバト)7ー白4

評者:野球経験の差が出た。

 

3回戦

プ・藤本敏史

少量の 秋の来ている 外野席

開成高校(岩田くん)

試合果つ 二百十日の バット置き

判定:赤4-白7

夏井先生:二百十日の使い方が非常にうまい。
試合の結果には何も触れてないが想像できる。

藤本の句も好評価。(「少量の」という言葉の斬新な使い方)

ーーーーーーーーーー

開成高校戦はプレバトチームの2勝1敗でした。

夏井先生の感想:

これだけ(プレバトチームが)着々と努力してきたことを証明できたことは非常に嬉しかった。

 

プレバト俳句・2017年放送分のお題と出演者はこちらでまとめています

2017年放送分 ⇨

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