JAZZという音楽の魅力を中心に

ジャズの名盤

カテゴリー

ジャズのアルバムではないのにジャズが聞こえてくる曲

 
この記事を書いている人 - WRITER -
団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。
Sponsored Link

本来はジャズの曲(アルバム)ではないのにジャズが聞こえてくると
ジャズファンとしてはすごく感動してしまいます。

一番多いのは間奏でのサックスの演奏のケースですね。

そんな曲をいくつか紹介します。

Just The Way You Are/ ビリー・ジョエル

これはもう有名なんですがビリー・ジョエルの〈Just The Way You Are〉
邦題は「素顔のままに」でしたか。

間奏のアルトサックスがフィル・ウッズ・Phil Woodsです。
(ウッズは昨年2015年に亡くなりました)

 

Antonio’s Song / マイケル・フランクス

これもやはり有名でしょうね。

マイケル・フランクスの「アントニオの歌」

最後の方に出てくるめちゃくちゃかっこいいアルトサックスはデヴィッド・サンボーン・David Sanborn です。

アントニオとは勿論、アントニオ・カルロス・ジョビンのことですね。

 

Englishman In New York / スティング

スティングはですね、もうかなりジャズっぽい人ですね。

この曲は途中から完全にジャズになります。

演奏しているのは ブランフォード・マルサリス・Branford Marsalis(ソプラノサックス)、ピアノは当時のブランフォード・バンドのピアニスト、ケニー・カークランド・Kenny Kirklandです。(ケニーは若くして亡くなりました)

アルバムは〈Nothing Like The Sun〉です。

 

 The water is wide/デイヴィッド・サンボーン & リンダ・ロンシュタット

 

これはサンボーンのアルバム〈Pearls〉からの曲ですので
ジャズっぽくて当たり前なんですが、リンダ・ロンシュタットのヴォーカルとD.サンボーンのアルトサックスの競演です。

 

このトラッド・ソングは色んな人が歌っていますが、
やはりカーラ・ボノフの歌が好きです。

Sponsored Link

Trouble In Paradise / J.D.サウザー

そのカーラ・ボノフと関係が深いJ.D.サウザーに〈You’re Only Lonely〉
というアルバムがあるんですが、このタイトルはロイ・オービソンの〈Only The Lonely〉にトリビュートされたものでしょうね。

この中のロックンロール・ナンバー〈Trouble In Paradise〉でかっこいいサックスを吹きまくっているのが、またまたサンボーン。

という訳でデヴィッド・サンボ-ン、どれだけ人気あるんだ!
ということになりました。

Tin Pan Alley / スティーヴィー・レイ・ヴォーン

ロック、ブルースのギター&ヴォーカルのスティーヴィー・レイ・ヴォーンの演奏ですが、時にジャズっぽい雰囲気になります。

この「ティン・パン・アレイ」は、まあブルースでしょうが、雰囲気とギターがかなりジャズだと思います。

それはさておいても、Stevie Ray Vaughan and Double Trouble  という バンドはカッコいいバンドでしたね。レイ・ヴォーンも確か飛行機事故で若くして亡くなりました。(アメリカ、ミュージシャンの飛行機事故死がやたらに多いですね。)
 今Wiki見ました。興味深い生涯です。 ⇒Stevie Ray Vaughan 

Aubade /leçons de tango/ ピアソラ

フランスの下着ブランド、オーバドゥとタイアップしたコンピレーションアルバム、「ルッソン・ドゥ・タンゴ」で見つけました。

〈Vuelvo Al Sur〉(南へ帰ろう)です。
この曲、ピアソラが音楽を担当した映画(スール その先は…愛)のテーマ曲だそうです。 しかし、ここでのアレンジはもう嬉しくなるアレンジ。
波の音で始まるのですが、後半(3分過ぎ)のスキャットと口笛のバックのヴァイブラフォーンとリズムが完全にJazzです。

 

000000001aubade

ジャケットもセクシーで色々と楽しいアルバムです。

Harpo’s Blues / フィービー・スノウ  

また一つ思い出しました。
数年前に亡くなったシンガー&ソングライター、フィービー・スノウの
〈Harpo’s Blues〉。アルバムは〈San Fransisco Bay Blues〉だったはずです。(←探せばLPあるはずですが、ちょっと出てこない^^)

途中のテナーサックスはズート・シムスです。
超かっこいいサックス・オブリガートですね。
こういう オブリガート を即興で出来るから、ジャズのサックス奏者がポピュラー音楽でも重宝されるのだと思います。

フィービー・スノウはユニークな歌手ですが、アメリカでの人気は高かったようです。

 

まとめ

ジャズのプレイヤーはカッコよく、アドリブで伴奏できるから、需要が多いんでしょうね。

ポピュラーソングなのにジャズのドラマーを入れて、いい感じになっているのもあったんですが、今すぐには思い出せません。ドラムがカッコいいと曲全体がワンランク上がる感じになるんですよね。

他にもあると思いますので、また見つけたら追加します。

日本の歌謡曲、ポップスでもジャズ・ミュージシャンが伴奏したり、間奏を入れたりする例は枚挙にいとまないと思います。いわゆるスタジオ・ミュージシャン達もジャズが好きな人が多かったようです。

Sponsored Link

 

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -
団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© ジャズの名盤 , 2016 All Rights Reserved.