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1/10のプレバト・お題は「書初め」梅沢名人、立川志らくは前進できるか?

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/

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1月3日のプレバト「俳句の才能査定ランキング」は
スペシャルのタイトル戦・冬の「冬麗戦」でしたので
1月10日が実質的な新年1回目となります。

お題は新年らしく「書初め」です。

ところで、長くアシスタントを勤めた豊崎由里絵アナが引退して
玉巻映美アナに代わるようです。

出演者

・西郷輝彦

・杉本彩

・山口もえ

・高橋ひかる (女優、国民手的美少女コンテストグランプリ)

・二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)ーー18回目登場

特待生

・立川志らく (SP「冬麗戦」で東大王に負けて3級に降格された)

・梅沢富美男 冬麗戦では5位に沈んだ

さらに、また梅沢名人が・・・

 

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査定結果速報

3位 杉本彩

前回は最下位だったそうです。

書初めの 艶に込める 女ごころよ

⇩ 

女ごころ 込め書初めの 「艶」てふ文字

先生:発想は悪くない、ただ「艶」という文字を書いたとは読めないかも。リズムも良くない。
作者意図がはっきりするように直すと字余りになるが添削のようになる。
てふ」は「ちょう」と読み「と言う」意味になる。(文語独特の書き方)   

2位 西郷輝彦

前回は放送後、誰も放送に触れなかった・・・気を使われてさみしい思いをしたと語る。

二日はや あれもう小腹の たちにけり

⇩ 

二日はや 妻に小腹を 立てにけり
二日はや この世に小腹 立てにけり

志らく:「あれ、もう」と続くのが余計な気がする。

梅沢名人:誰に腹を立てているいるのか?それを書けばいい。

先生:二人の言う通り。
二日から七日までが季語。
「はや」で「あれもう」 は要らない(含まれている)
無駄な4音を省くことで、何に腹を立てているのかを書ける。

4位 二階堂高嗣

浜田:なんや、もう中途半端な・・・

七福神詣で 気分良く 笑顔

⇩ 

詣で来て 七福神を 墨で描く 

志らく:破調でしょ?破調が大失敗した例じゃないか。

先生:どこに飛んだ?喋ったことを書いた方が余程面白い。

5位 高橋ひかる

 

筆を手に 迷ったあげく お年玉

⇩ 

書初め何書こう 「お年玉」と書こう

 

梅沢名人・先生:意味が分からない。迷った挙げ句、お年玉の方に行ったとしか読めない。

先生:添削のようにするしかない。小学校1年生くらいならいい句と言える。

1位 山口もえ

 

筆始 祖父の遺した 硯箱

⇩ 

初明かり 祖父の遺した 硯箱
福寿草 祖父の遺した 硯箱

先生:こういう句に出会うと、5.7.5の美しさがわかる。
ただ、上5の季語(筆始)とその後の7.5のフレーズが意味が近すぎる。
その時は季語を別のものに置き換える。

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特待生昇格試験

立川志らく

 

走馬灯に 駆け込む 書初めの午

⇩ 

書初めの「午」駆け込まん 走馬灯


査定結果:現状維持!

先生:読み手を混乱させている、
走馬灯は夏の季語。読んでゆくと「書初め」で混乱する。
敢えて、季重なりで、言いたいことを表すには添削句のようになる。
駆け込まん、駆け込むに違いない、とする。

梅沢富美男

 

札止めの 墨色の濃さ 初芝居

⇩ 

札止めの 墨色 初芝居

 

査定結果は:現状維持!
先生:言葉を学べ!

先生:いいところはたくさんある。初芝居が季語。華やかでいい。
「濃さ」が問題。何故「さ」にしたのか!「濃さ」は名詞。
「濃し」でいいのだが、もっと強めたい!

ーーーーー

●ということでした。特待生二人は現状維持。

筆者
 
梅沢名人の句の添削は非常に納得のゆくものでした。
添削句で意味も明確になって、かつ勢いのある句になりますね。

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